いつの間にか私の27歳の誕生日が過ぎ去り、1月が終わっていた。2月も6日になっている。信じられない気持ちだ。ここのところ、冬の寒さにやられてかなり元気がない。一応気力を生み出す器官は動いているのだが、冷たい外気に気力を吸い取られて、気力が生まれた端から消えてる。やりたいこと、やらなきゃいけないこと、やったほうがいいこと、全部できていない。
いつも冬は希死念慮が部屋の中に充満して、春が来るか私が死ぬかの戦いだった。しかし今年は希死念慮が静かだった代わりに、無気力であまり楽しいとか嬉しいという感情を感じない。自分の心が、身体から少し離れたところにいるように感じる。激しく「死にたい!」と思っている時より辛くはないが、身体が思い通りに動かないのはそれはそれで辛い。
「自己否定をやめるための100日間ドリル」という本を年末くらいに読んだ。その本では、「自己否定は自分の中で葛藤を生み出すことが目的だ」と言ったことが書いてあった。葛藤を生み出して、それに抵抗させる。無限に悩ませる。それが目的なので、自分の中で葛藤がなくなれば自己否定もなくなる、と書いてあった。私はそれを読んでかなり納得した。しかし、葛藤をなくすというのは実際難しい。自己否定を分析し、何で葛藤を起こしているのか。葛藤を起こすことがどんな働きをしているか。そういったことを自己否定するたびに考える必要がある。この自分に向き合う行為にはかなり気力を使う。今の私には無理だ。
「暖かくなったら」「時間と身体に余裕ができたら」やりたいことはたくさんある。本当は今からでもやりたいことはたくさんある。今はできることが少なくて悲しい。私にできることは、巣穴の中の熊のように、眠って春を待つことだけだ。
